将来働くために必要なスキルを学ぶ集団セッション
発達障害のある小中高生が仕事を「試着」しながら自己理解を深め、
将来働くために必要なスキルを学ぶプログラムです。
お仕事体験とは
お仕事体験では、「Skills HOLDINGS」という疑似職場のなかで「業務」と呼ばれる課題にとりくみながら本格的な職業訓練に取り組みます。
人間関係を「構造化」してコミュニケーションを学ぶ
お仕事体験の中では、空間や作業を構造化(※視覚化・明瞭化すること)するだけでなく、人間関係も構造化します。
スタッフは先生ではなく「上司」や「先輩社員」として、子どもたち同士はお友達ではなく「同僚」として業務にあたります。
お仕事体験は、目には見えない「人間関係」に悩みやすい発達障害の子どもたちが、人間関係のルールが明示化された空間の中で安心してコミュニケーションの作法や仕事のスキルを学ぶことができる Skills 独自のプログラムです。

様々な仕事にとりくむことで
自己理解を深めていきます
発達障がいの特性のひとつに「主観視と客観視の苦手さ」があります。
- 「自分はどんなことに興味があって、どんな仕事につきたいのか?」といったような潜在的なニーズと向き合う主観視。
- 「自分はどんなことにむいていて、どんな仕事につけるのか?」といったような外部からのニーズと向き合う客観視。
お仕事体験では、様々な仕事にとりくむことで自己理解を深めていきます。

コース紹介
Skills のお仕事体験ではお子様の年齢や興味関心にあわせて選べる4つのコースをご用意。全部で200種類以上のプログラムがあり、受けられる内容は毎週変わっていきます。
服を試着するように仕事を試着して、自分自身の将来をデザインしていきましょう。




複数コースを同時受講することも可能です。
発達障がいのあるお子様にこそ「お仕事体験」が必要な理由
いわゆる「定型発達」の子どもたちは、大人になれば仕事に就く人がほとんどです。
学校では仕事を意識するカリキュラムはほとんど無いにも関わらず、自然と社会に馴染んでいきます。一方で、発達障がいのある子どもの多くは、就職活動にも苦戦しますし、就職後も定着で苦労します。
「定型発達」の子との成長ギャップは就職の時期が近づけば近づくほど感じられるのが実際です。
3つの「はたらく力」の習得を目指して

働くうえで必要なのは、パソコンや接客方法などの資格やスキルだけではありません。
周囲と良好な関係を築きながら円滑にやりとりをしたり、スムーズに仕事を進めるために計画立てしたり、自信をもって前向きに業務に取り組むなどといったソーシャルスキルが不可欠です。そしてこれらが発達障がいのお子様に最も足りない要素でもあります。
Skills南茨木 ではそれらを「段取り力」「コミュニケーション力」「自尊心」の3つに分類し「はたらく力」と呼んでいます。
お仕事体験では、この「はたらく力」が求められるような具体的な状況を作り出し、実践を繰り返していく中でソフトスキルの習得を目指していきます。
よくあるご質問
はい。開催は週末ですが、「放課後等デイサービス」の中のプログラムのひとつです。
小学校低学年向けに「プレティーンズ」というプログラムをご用意しています。そちらをご検討ください。
