スマートマネジメントの概念

スマートマネジメントとは?
スマートマネジメントは「仕事のしくみ」から導かれた「誰にでも」「どんな仕事にも」あてはまる仕事のさばき方の原理・原則としてのNPO法人「日本タイムマネジメント普及協会」に参画しているコンサルタントによって再構築された情報化時代に合った新しいマネジメントの考え方と具体策の体系です。

「記憶」と「記録」
人類の歴史をこの記録と記憶、記憶情報量と記録情報量のバランスで考えると一つの傾向が読み取れます。それは、時代が経過するたびに確実に記録情報量が増大しているということです。そして二つの情報の本質的な違いに気づきます。それは記憶情報が記憶する本人に限りなく依存する情報(自律的)であり、記録情報は本人以外の他人の存在抜きには成立しない情報(他律的)であるということです。
この自立的と他律的の比率がポイントで、今の情報化時代で賢く(スマートに)仕事をするには一般的には自律3に対して他律7の割合が極めて重要だと考えています。

誰にでも、どんな仕事にもあてはまる仕事の原理・原則
スマートマネジメントでは、「社長の仕事=新入社員の仕事」、「コピー取り=企画書作成」と考えています。これは次のような考え方に基づいています。
仕事は、二つに分類されます。一つは「自分ひとりでやる仕事」、二つ目は「他人と共同でやる仕事」です。そうするとどんな優秀な社長さんもまったく使えない新入社員でもこの二つの仕事しかしていないという点では前述のようなイコールで結ぶことが可能になります。

ここでも自律と他律のバランスが仕事に影響していることがわかります。それで光がプリズムを通過すると7色に分光する(スペクトル)ように、自律と他律のバランスで仕事の構成要素を7つほどあげてみる思考実験をしてみました。以下の7つをどんな仕事にも内在している構成要素としてとらえることにしました。自分がコントロール(自律)する割合が多い順に並べると次のとおりとなります。
1) 投下時間(はじめとおわり)
2) 動機・目的(質と量)
3) 優先順位(目標と実績)
4) 役割分担(責任と権限)
5) 意思疎通(納得と調整)
6) 専門知識(専門と業際)
7) 組織環境(判断と規範)
の7つです。1)から3)は個人のスキルにかかわる問題、4)と5)はチームのスキルにかかわる問題、6)と7)は組織のスキルにかかわる問題として整理することもできます。
 実は、この7つの構成要素に、ほかの要素(各自の積極性や消極性、ストレス、さらにはコミュニケーションスキルなど)を加味した診断手法を開発してあります。

セミナーや研修では実施前に参加者に事前に診断を受けてもらい、各自の強み、弱みを把握したうえでトレーニングに参加し、成果の出やすい状況にしています。

また、全社で診断を実施すると上司と部下や社員と派遣社員、男性と女性、世代別や部門間の仕事のさばき方の特徴がわかり、生産性を低下させている原因も容易に把握できます。

スマートマネジメントを導入することで、ワークライフバランスの改善や残業対策として効果を上げることが出来ます。